2024.01.11マーケット
今夜の米国CPIで目先の方向感が決まるか
前日の海外市場では、今晩の米国消費者物価指数(CPI)発表を控え、ドル高が進行した。ドル/円は145円80銭台に一時上昇し、東京の朝を高値圏で迎えた。前回の米CPIでは、エネルギー価格が大きく低下したが、今回は前年比でプラスまたは小幅マイナスになると予想され、伸びが強まる可能性がある。しかし、この動きは2022年11月から12月にかけての数字が大きく下落したための見かけ上のものであり、CPI発表後の市場の動きは不透明である。発表までは比較的しっかりとした動きが見られるが、その後は大きく不安定になる可能性がある。
総合指数が予想を上回るか、コア指数が予想に反して鈍化しない場合、ドル買いが加速する可能性がある。一方で、総合指数がエネルギー価格以外で横ばいまたは鈍化を示す場合、急激なドル売りが起こり、大きな市場の動きが期待される。
本日の重要指標発表
1/11(木)
※時刻はJST表記です。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID/売値 | ASK/買値 |
---|---|---|
USD/JPY | 145.449 | 145.457 |
EUR/USD | 1.09806 | 1.09812 |
EUR/JPY | 159.715 | 159.726 |
GBP/JPY | 185.677 | 185.698 |
AUD/JPY | 97.733 | 97.746 |
2024.01.11 02:26:55 GMT |