2023.12.06マーケット
米雇用動態調査(JOLTS)は予想を大きく下回る
昨日の海外市場における動向は、米国の雇用関連データによって大きく影響を受けた。具体的には、米国の雇用動向調査(JOLTS)の求人件数が予想を下回り、前回のデータも下方修正された。これにより、米国の雇用市場の減速が懸念され、市場の警戒感が高まった。
金曜日に控えている米国の雇用統計を受けて、市場は神経質な動きを見せている。昨日のJOLTS発表後、ドルは一時的に価値を下げたが、その後すぐに反発し、ドル円相場は上下に動きづらい状況となった。米国債の利回りが低下し、新興国通貨に対するドル売りが見られた一方で、ユーロに対するドルの価値が1.08を下回る動きを見せ、主要通貨に対するドル売りには慎重な姿勢が見られる。
今日もこの流れが続くと見られ、ドル円相場は146円台後半から147円台半ばの範囲での動きが予想される。
本日の重要指標発表
12/6(水)
※時刻はJST表記です。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID/売値 | ASK/買値 |
---|---|---|
USD/JPY | 147.275 | 147.283 |
EUR/USD | 1.07973 | 1.07979 |
EUR/JPY | 159.02 | 159.031 |
GBP/JPY | 185.717 | 185.734 |
AUD/JPY | 97.092 | 97.105 |
2023.12.06 04:35:37 GMT |