2023.09.11マーケット
大きな窓は埋まるか、週末にドル売り円買いが加速
金曜日の海外市場では、ドル円は147円87銭まで上昇し、先週4回目の147円80銭台を記録した。わずかに高値を更新したが、週末を前に148円手前の売り圧力が緩まず、上昇が抑えられた。それにもかかわらず、ほぼ高値帯で取引を終え、ドル高円安のトレンドが続いている。今週は13日に発表される米国の消費者物価指数に注目されている。指標の発表まで、ドル高トレンドが持続することが期待されていたが、週末には米国の著名なFedウォッチャーであるニック氏が、9月の利上げの一時停止と今後の必要性について厳密に検討するというツイートを発表し、さらに日本の日銀総裁である植田氏が読売新聞とのインタビューでマイナス金利の解除の可能性に言及したことで、一気にドルが売られ、円が買われる動きが加速した。
本日の重要指標発表
9/11(月)
※本日掲載の指標はありません。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID | ASK |
---|---|---|
USD/JPY | 146.963 | 146.971 |
EUR/USD | 1.07142 | 1.07147 |
EUR/JPY | 157.462 | 157.474 |
GBP/JPY | 183.502 | 183.522 |
AUD/JPY | 94.028 | 94.04 |
2023.09.11 01:27:29 GMT |