2023.08.31マーケット
指標の弱さもあり、明日の米雇用統計に警戒感
火曜日に発表された米国のJOLTS報告に続き、昨日の米国ADP雇用者数も低調であり、明日の米国雇用統計発表への警戒感が広がっている。ただし、引き続きドルは強い流れを維持している。昨日も米国のADP雇用者数と第2四半期のGDP改定値が弱かったにもかかわらず、一時的に売られる場面があったが、その後は反発しており、市場は安定している。
特にドル円相場では、150円を目指す動きが注目されている。明日の米国雇用統計発表を前にしては上値追いには警戒が必要であるが、雇用統計が予想を上回る結果を示せば、ドルが一段と強くなる可能性がある。
ただし、米国の雇用統計は厳しい結果となる可能性も考えられており、特に専門およびビジネスサービス部門の雇用の低迷などが、全体的な結果をどの程度押し下げるかが注目されている。もし市場予想を下回る結果が出る場合、大きな調整が入る可能性が高い。
本日の重要指標発表
8/31(木)
※時刻はJST表記です。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID | ASK |
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USD/JPY | 145.939 | 145.948 |
EUR/USD | 1.09141 | 1.09147 |
EUR/JPY | 159.279 | 159.294 |
GBP/JPY | 185.502 | 185.521 |
AUD/JPY | 94.608 | 94.623 |
2023.08.31 06:06:11 GMT |