2023.08.30マーケット
ドル高一服感を経て米国雇用統計待ちか
昨日の市場で、ドル円は一時147円37銭まで上昇した。これにより、前日の146円70銭台で記録した今年初の高値を大きく更新する展開となった。しかし、米国の雇用動向調査(JOLTS)が弱い結果となったことから、急速なドル売りが発生した。前回の数値や市場予測に比べて求人件数が大きく低下し、離職率の低下が雇用市場の緊張感を示唆しており、雇用市場の厳しい状況が強調される結果となった。
今年初めての高値を一気に抜ける上昇が、バイングクライマックスの兆しとなるのかどうかが重要なポイントである。今週金曜日に発表される米国の雇用統計にも注目が集まっており、ドル高の勢いが和らぐと、更なるドル売り圧力がかかる可能性があるので注意が必要である。
本日の重要指標発表
8/30(水)
※時刻はJST表記です。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID | ASK |
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USD/JPY | 146.247 | 146.254 |
EUR/USD | 1.08761 | 1.08767 |
EUR/JPY | 159.057 | 159.071 |
GBP/JPY | 184.758 | 184.776 |
AUD/JPY | 94.712 | 94.727 |
2023.08.30 06:22:53 GMT |