2023.07.14マーケット
ドル安意識も、週末を前に警戒感
ドル円は、東京の午前中に5月17日以来の円高ドル安を記録し、137.25円まで下落した。その後、買い戻しが入り、現在は138円台を回復している。米国の物価上昇が鈍化し、今月のFOMC(連邦公開市場委員会)における利上げの見込みが継続しているものの、そこで利上げが止まるとの見通しも広がっており、ドル高調整が進行している。また、ユーロやポンドに対する複数の利上げ予想がユーロドルやポンドドルの上昇を押し上げ、ドル全体を押し下げる一因となった。しかし、利上げの予想が続く中、最近の変動が過度であるとの懸念も存在し、週末を前に調整の動きが見られる。加えて来週の月曜日は東京市場が休場となるため、市場の動きが不安定になりやすい状況となっているので注意が必要である。
本日の重要指標発表
7/14(金)
※本日掲載の指標はありません。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID | ASK |
---|---|---|
USD/JPY | 138.424 | 138.432 |
EUR/USD | 1.12109 | 1.12115 |
EUR/JPY | 155.196 | 155.208 |
GBP/JPY | 181.425 | 181.442 |
AUD/JPY | 95.065 | 95.081 |
2023.07.14 07:24:29 GMT |