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本日日本時間の21時半に発表される消費者物価指数（ＣＰＩ）が注目されており、発表までの間は慎重なムードが広がっている。この指標が公表される前には、ドル円の相場は133円台が中心となる可能性が大きい。

今回のＣＰＩは、2月から全体的な伸びが鈍化する見込みで、これは、エネルギー価格、特にガソリン価格の鈍化が大きな影響を与えているため。米国のガソリン価格は、2月から3月にかけてわずかに上昇したが、昨年の同時期に比べると大幅に上昇したため、前年同月比の比較対象の変化による「ベースメント効果」が大きく働き、マイナスの結果となる見込みである。

商品とエネルギーを除いた「コア指数」は、2月から小幅に伸びる見込みがある。最近は中古車価格の下落が目立っているが、これについては、前年同月比の比較対象元の変化によって「ベースメント効果」がプラスに働くため、航空運賃や自動車保険などの項目が依然として強い伸びを示すことが予想される。

本日の重要指標発表

4/12(水)
21:30 アメリカ 3月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前月比)
21:30 アメリカ 3月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前年同月比)
21:30 アメリカ 3月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前月比)
21:30 アメリカ 3月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前年同月比)
23:00 カナダ カナダ銀行　政策金利
27:00 アメリカ 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
※時間はJST表記