2023.02.20マーケット
週明け早朝のドル円、134.32円前後で推移
先週末NY市場ではドル高に対する調整が入ったが、基調はまだドル高方向と見ている。先週はブラード・セントルイス連銀総裁が3月の0.5%利上げに言及したことなどがドル買いを加速させたが、先週末はバーキン・リッチモンド連銀総裁が0・255の利上げを支持する姿勢を見せた。タカ派のブラード総裁はともかく、中立派とされるブラード総裁の0.25%支持で、大幅利上げ期待が一服した形。市場の少し先走った期待が落ち着くことで、ドル高の勢いが抑えられる可能性があるが、流れ的にはまだ上方向。3月が0.25%となった場合でも、5月の連続利上げだけでなく。6月の利上げ継続への期待が広がってきており、ドルを支えると期待される。
ドル円は先週金曜日に節目の135円台を一時付けた。その後は調整も大台手前の売りをこなして上をトライしたことで、次にもう一度上昇する際には上がりやすくなっている。短期的には調整の動きを意識した動きも、その後133円台後半あたりで下値がしっかりしてくると、再びの上トライが期待される。
週明け早朝のオセアニア市場では134.32円前後と先週末の終値(134.15円)からは若干ながら円安・ドル高方向に傾いている。
取引銘柄 | Bid | Ask |
---|---|---|
USD/JPY | 134.306 | 134.315 |
EUR/USD | 1.06864 | 1.06872 |
EUR/JPY | 143.527 | 143.542 |
GBP/JPY | 161.559 | 161.596 |
AUD/JPY | 92.27 | 92.294 |
2023.02.19 23:30:30 GMT |