2023.02.15マーケット
円安継続、ドル円は上昇133円付近に
市場が連邦準備制度理事会(FRB)の次の動きを予測しようとする中、USD/JPYは131.498円から133.31まで上昇しました。
これは予想よりも高い米国のインフレにより、連邦準備制度理事会が近く引き締めを終了するという期待が裏切られたことが理由です。
今後さらなる上昇の可能性も予想されます。
マーケットでは次期日銀総裁の植田氏がYCCを修正または放棄するのではと予想されておりましたが、
先週、植田氏は日本のテレビ番組で、「今後も金融緩和を続けることが重要だ」と発言しました。
そのため、米国消費者物価指数が発表される前の火曜日には、円が売られる展開となりました。
ラボバンクのアナリストは、「YCCの緩和があると仮定すれば、3か月の展望ではUSD/JPY128への動きの余地があると考えています。
しかし、ホークイッシュな米国連邦準備制度理事会(FRB)は、円高の余地を制限する可能性があります。」と述べています。
米国消費者物価指数による年間インフレ率は、12月の6.5%からわずかに低下し、1月には6.4%になり、市場予測の6.2%よりも低くなりました。
これは、インフレをコントロールするには予想よりも時間がかかることを示唆しています。
取引銘柄 | Bid | Ask |
---|---|---|
USD/JPY | 132.843 | 132.85 |
EUR/USD | 1.07352 | 1.0736 |
EUR/JPY | 142.61 | 142.625 |
GBP/JPY | 161.737 | 161.768 |
AUD/JPY | 92.722 | 92.744 |
2023.02.15 00:41:41 GMT |