2023.10.11マーケット
米利上げ期待減退も、明日のCPI次第となるか
米国の利上げの期待が減退しドル売りを引き起こしている。中東の状況によるリスク回避の動きでドル買いが一部観察されたが、将来が不透明であり、市場の反応は予測しづらい状況である。
本日のドル円は148円台が基調となりつつ、どちらの方向に動くかが注目されている。米国の生産者物価指数(PPI)、9月19日及び20日に開かれたFOMCの議事要旨、そして明日発表の米国消費者物価指数(CPI)が市場の焦点となっている。特に明日のCPIが注目されており、もし予想以上に低ければ、追加利上げの期待はほぼ無くなると考えられている。これがドル売りを引き起こす可能性がある。反対に、予想以上にCPIが強く推移する場合、利上げの期待が再び高まる可能性がある。
本日の重要指標発表
10/11(水)
※時刻はJST表記です。
現在の取引レート
取引銘柄 | BID | ASK |
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USD/JPY | 148.722 | 148.73 |
EUR/USD | 1.06066 | 1.06072 |
EUR/JPY | 157.741 | 157.755 |
GBP/JPY | 182.833 | 182.856 |
AUD/JPY | 95.52 | 95.533 |
2023.10.11 03:13:36 GMT |